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5メートルの距離

前回のブログのつづきではありませんが、
こんなにも別れの多い年になるとは
思ってもいませんでした。

昨日も当初の予定を変更し、お別れの
お手伝いをすることがありました。

お別れは、都内の池上本門寺近くにあるお寺で
行われました。
本門寺の近くは本門寺を取り囲むように
お寺が沢山あります。
くずもちが有名でお土産に利用したことが
あります。

私は数年間、本門寺近くの施設を使い
某勉強会に参加していたので、駅を降りて
懐かしい景色が広がりました。
このような形でこの駅を利用するとは
思っておらず不思議な気持ちになりました。

同級生であり同僚でもある友人から
連絡があり、お通夜のお手伝いをしました。

これもご縁です。

ここ数年、その友人のお父様から約30年応援している
某タレントでもある方のカレンダーを頂いており
ました。
彼の書いた本は断捨離して一般に販売していない写真集
と非売品のカレンダーだけは人生の記念?
まだ断捨離するには決心が出来ない大切な私の宝物です。

彼の会社で仕事がしたいし、一緒にゴルフがしたくて
高校ではゴルフ部に入りました。
タレントショップで住み込みのバイトをしたり
まだまだエピソードはありますが、コンサートで時間を
共有したことに喜びを感じたり。淡い青春の思い出です。

私の夢は、かなり傾いていながらも夢を追っていたことは
確かでした。

あと一歩

というところでいつも逢えなくて、
先輩のお母さまから頂いた直筆のサインと
友人のお父様からの非売品のカレンダーが
心の支えにもになってました。

お通夜が始まり業界関係者の方が続々と参列されました。
私は、会計係のお手伝い。
受付を背にして銀行員の気分。

「Tさんが来る」と情報が入りました。
見慣れている関係者の方ですら緊張している様子。
やっと逢えることの嬉しい気持ちよりもこのような形で
実現することは・・・

賑やかだった受付周辺が
一瞬静かな時がありました。

私は電卓を叩き集中している背後・・・5メートル先

Tさんは私の気づかないうちに通り過ぎたようです。

ご縁があるのか?
無いのか?

あったからこそ、より小さな空間で時間を共有した
のでしょう。

そして本日、またお別れの連絡が入りました。



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