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自立すること

今日は、沢山の「自立」の偶然と向き合うことになりました。

1:朝、友人から義理のお父様が他界された事の悲しい別れのメールを頂きました。
彼女の旦那様は、大学を卒業し社会人として働き、結婚、夫婦二人で自立した生活を営んでいたと思います。
今回の別れを通じて、お父様からの自立をしてお母様に対してお父様の分も支える覚悟をこれからは生活を送っていく。
また一つ自立をしたのでしょう。


2:新年に届い会報に知人の息子さんが巻頭を飾っていたのでご挨拶かたがたメールをしました。彼女とは2年前の1月に参加した講習会で知り合いました。
講習会が行われる宿泊施設に息子さんは中学時代から親元を離れ研修生として生活を送ってました。
その息子さんも二十歳を迎え研修施設で手作りの成人式を行うことになり、見届け人として講習に参加した人も同席させていただきました。
「沢山の方にお祝いをしていただいて幸せなだなぁ」と思ったことを懐かしみました。
今回の会報には農園会社の取締役となり生き生きとした表情の彼がいました。文章もしっかりとして成人式でたどたどしい挨拶をした時とは違い成長に嬉しくなりました。
しかし、親である彼女は研修を終えて実家に戻っ来ることを願い続けてました。息子さんから少し距離を置いてほしいと言われたらしく彼の自立に拍手をして喜べていないようでした。
彼は親から離れ、黙って応援してほしい時期、自立の時が来たのだと思いました。


3:年末に数回お世話になった整体院から会報が届きました。
この整体院は、某手技療法を行っており会員制の整体院。
以前に本はざっくり読んだことはあり半年前に信頼できる方との出逢いで整体院を紹介していただきました。
ご夫婦で業を営みながら庭にチャボが放し飼いにされています。
とても穏やかで素敵な施術家のご夫婦に出逢えることが出来ました。

年頭のごあいさつの内容に下記の文章がありました。

人と人の関係において、一方が頼ることを、もう一方が認めた時に関係は固着してしまします。弟子は未熟なことが必然になってしまったり、医者が認めることで人は病人になります。整体を行う関係では、相手がこちらに寄りかかって来た時に、何とかしようとして抱え込んでしまうと、相手は自分で立ち上がれなくなります。自立している人にしか手助けは出来ないのです。
この事を、本当に困っている人に告げるのは酷です。手を放すと本当に落っこちてしまう人もいるからです。・・・・・・・

私はこの文章に共感でき嬉しくなりました。
人には回復する力がある。いわゆる自然治癒力があるのですが、治療となると依存する関係が多く見受けられます。
どのような施術の手法も変化は起きています。

変化が起きている=動き出した

施術は動くために動き方を忘れた身体に教える時期。
その後のケアは自立する時期と考えます。

動き出した心・身体・頭を施術後の生活で気持ちよい程度に動かし維持する。
いつもの思考パターンに戻りそうになったら復習し施術を受ける。
そうして少しずつ期間を開けて身体が悲鳴を上げないように自立のケアをする。

施術家の利益を追及すれば頼っていただきたいところです。
しかし、過剰に手入れを必要とする生活から脱却するためには自立という気付きが必要だと私は思います。



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