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福祉機器展

今日は、数年ぶりに国際展示場で行われた
国際福祉機器展に足を運びました。
中日ということもあり混雑してました。
たぶん国際展示場のイベントで
一番混んでいたような!?

福祉機器展は少しずつ改良されて
いますが特に目を引くのはデザイン
です。
特に車いすは、カッコイイ!!!
勿論、昔ながらのものはありますが
うぅーーー
ブースはガラガラでした。

トレーニングマシンも健常者の使用する
黒・皮・SUSのデザインとは違い、
淡い色使いでコンパクトなものが
たくさんありました。

残念なのは10年経っても車いす対応の人が
マシントレーニングするにはどうも
使い勝手が改良されていない。

腕力のある車いすを使用している
人はマシンへのトランスは安定感があり
サポートする必要もなく車幅との
感覚も素晴らしくかえって、こちらか
何ができるのかを教えてもらうようなく
らいです。

しかし、高齢者や低体力の方で車いす使用の
リハビリとなるとリハビリの術者との相性が
悪いことや介護点数によりデイサービスで
利用回数を増やしリハビリが行えるところ
に通所される場合が増えています。

介護とは、自分でできないことを
サポートするところにあります。
とは言え、限られた時間の中で入浴や食事、運動と
職員は作業しなければならない現実があり、
ゆっくり・じっくりと利用者さんの意思を尊重しながら
これらの作業を見守ることはできません。

トレーニングで言えば、マンツーの人ほど
トランスには時間がかかりますし、介護度が
高いのにスタッフは一人対応。
リハビリスペースは狭く、認知症の方と混在し
考えられないような動線をされるので綱渡りを
しているような環境です。

病院はリハビリ加算がありますが、デイサービスの
要介護は施設側のサービスでしかありません。
サービスの要求が高い人程、手のかかるのが
悩みでもあります。(本人よりご家族かな)

話は戻りますが折角、身体の緊張がほぐれた
はずなのにマシンに慣れても構造上補強されている
部材がトランスに支障をきたし筋緊張を
起こしてしまうことが多いのです。
若しくは、固定された手すりや代用となるもの
が欲しい場所に無い為に立位が不安定に
なってしまう。
マシンが一番危険な物になる。


ドラえもん!
一台でどんな人にも安全で効果があり
喜んでいただけるコンパクトな
トレーニングマシンできないかな?